今すぐできる悪習慣を断ち切る5つのコツ!|依存克服

実用知識

現代社会は快楽物質で溢れています。SNS、ゲーム、酒、ジャンクフード、ネットショッピングといった悪習慣に依存している人が急増しているのです。

気づけば、何時間も無駄にしている日々。生産性や健康、心の充実感も損なっています。

こうした現代の「快楽社会」を生き抜くためには、意識的に悪習慣を断ち切り、より良い行動を選択する力が必要です。本記事では、悪習慣から抜け出すための5つの方法について解説していきます。

悪習慣を断ち切る5つの方法

さっそく、悪習慣を断ち切るコツについて見ていきましょう。

1.トリガーを排除する

まず、悪習慣を行なってしまう「きっかけ(トリガー)」を特定しましょう。

トリガーとは悪習慣を引き起こすきっかけや要因のことです。

例えば、

  • ストレスを感じた(トリガー)→ 甘いものを食べる(悪習慣)
  • 寝る前にスマホを手に取った(トリガー)→ SNSをダラダラ見る(悪習慣)
  • お腹が空いた(トリガー)→お菓子を食べる(悪習慣)

きっかけ(トリガー)⇛悪習慣 というサイクルが成り立っているため、いつまで経っても悪習慣を断ち切ることできないのです。

トリガーには3つの要素があります

  • 時間: 決まった時間に悪習慣が繰り返される(例: 夜中になるとお菓子を食べてしまう)
  • 場所: 特定の場所にいると悪習慣が発生する(例: 家にずっと引きこもってるとテレビを見過ぎる)
  • : 特定の物が行動を引き起こす(例: お菓子を見ると、甘いものが食べたくなる)

以上の3つの中で、どの要素に当てはまっているかを特定して取り除きましょう。

では、どうすればトリガーを取り除くことができるのでしょうか?

トリガーを取り除く方法

環境を変える

環境を整え、トリガーとなるものを視界や手の届く範囲から排除します。

  • 例: スマホのいじり過ぎを防ぐ
    • 電源をオフにして目につかない場所に保管する。
    • よく使うアプリを消す

時間の行動を変える

決まった時間帯に悪習慣を行なってしまう場合は、時間帯を埋める違う行動をしましょう。

  • 例:間食を防ぐ
    • お腹が空く時間帯に、軽い運動や散歩をして意識をそらす。
    • 午後3時頃(間食をしやすい時間帯)に、お菓子の代わりにフルーツや水を準備しておく。
    • 深夜にお菓子を食べたくなる前に寝る

2.取り組みにくくする

人間は手間がかかったり、めんどくさい行動は極力避けるように本能に刻まれています。悪習慣は取り組むのに簡単で手間がかからないため、依存している可能性があります。

取り組みにくくする工夫」をすれば、悪習慣のハードルが上がって断つことができます

取り組みにくくするためのコツは、私生活で目に入らないようにすることです。

例1)スマホを制限したい

  • スマホの電源をオフにしてポストの中や遠い場所に置く。
  • タイマーでロックできる箱にいれる。
  • アプリを消す

例2)ジャンクフードをやめたい

  • ジャンクフードの代わりにフルーツを食べてお腹を満たす
  • 健康的な食品を手に取りやすい場所に置く
  • ジャンクフードをそもそも家に置かない

3.代替え行動を考える

人間はどんなに強い欲求でも15分以内に収まるとされています。故に、悪習慣に代わる別の行動をして、欲求から意識を反らせば、悪習慣を断ち切る事ができます。

そこでオススメなのがIf thenプランニングです。

If thenとは(もし〇〇の状態になったらをする)の計画のことです。

例)

  • お菓子を食べたい衝動に駆られたらフルーツを食べてお腹を満たす
  • タバコを吸いたくなったらガムを噛む
  • スマホをいじりたくなったら電源をOFFにして部屋の掃除をする

「自分の悪習慣は何かな?」と特定して、意識を反らす代わりの行動を行いましょう。

4.悪影響を記録する

悪習慣によってもたらされる、悪い影響を記録して明確にしましょう。

悪影響を記録することで、現状の自分と正面から向き合うことになります。

記録を見返すと、「やりすぎ」がはっきり見えるので、罪悪感にあふれる気分になるはず。悪習慣を行う自分が「みじめ」に思えてきます。

結果、自分に嫌気が差して悪習慣を断つことができるのです。

例)

  • 間食をやめられない⇛毎日、体重を測って記録する。(悪影響:体重が増える)
    • どんどん増えていく体重に危機感を覚えて、間食をやめることができる。
  • スマホに長時間費やしてしまう⇛スクリーンタイムを毎日確認する(悪影響:時間の損失)
    • 1日に何時間も奪われているスマホに嫌気がさして、やめることができる。

5.周囲の人に大々的に宣言する

人は自分との約束よりも、他人との約束を重視します。自分だけの決意だと甘えが出やすいですが、公言すると途中で諦めなくなります。

この心理を利用して、周りの友人や家族に「〇〇はもう絶対辞める!」と宣言しましょう。

悪習慣を行いたくなった時、「あの人に辞めるって宣言したし・・」と心にブレーキをかけることができます。

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