莫大な富を築く「成功者」とその他99%の「一般人」との間には才能や環境などの大きな差はない。成功者と一般人との間で大きく異なってくるのはマインドや思考法。
マインドは行動や成果、人生の質に大きな影響を与える。マインドを変えることで行動もそれに伴って大きく変わってくる。今回はそんな成功者の思考法を紹介。
1.成功曲線を理解している
多くの人は努力量に比例して結果が出ると思って挑戦するから途中で諦める。しかし、上のグラフを見てわかる通り、最初の期間は結果が全く出ない。
しかし、一定のライン(break through point)を超えると爆発的に結果が伴う。最初のうちは結果が出ない前提で努力する。全く結果が伴わなくても「いつか絶対成功する」と信じる。(break through point)までは結果が出なくても全力で走り切る。
2.他責をせず全責任を受け入れる
マイナスな出来事や嫌なことがあった時、他人や外的要因を攻めても何も変わらない。逆に、他人に責任を押し付けることで、周囲の人からの信頼を失う。
責任を引き受けることで、「アイツのせいだ」から「自分の行動をどう変えたら、もっと良い結果にできる?」と思考が変わり自分を成長させるための第一歩になる。また、周囲から信頼を置かれる存在になる。
他責をせず全責任を受け入れるために意識すること
①問題が起きたときに、「自分にできることは何だったか?」と問いかける癖をつける。
②「でも」「だって」など、言い訳に繋がりやすい言葉を使わない
③失敗を悪いことと捉えず、「成長の種だ」とする。
3.長期的視点で考える
現代社会は快楽で溢れている。そのため、どんどん「目の前の心地良さ」を得るマインドに変化してしまっている。「今すぐ、利益を得る」という短期的な思考に陥っている人が多くなっている。
しかし、目先の安定した利益を優先したり、「すぐに心地の良さ」を得に行こうとすると失敗する。先に楽をしようとすると結果的にはずっと苦しくなる。
「今行っていることは10年後の自分は喜ぶか?」を常に自分に問い続ける。また、日常生活からも、あえてきつい方を選ぶ訓練をする。
4.すぐに行動(アウトプット)する
大多数の人はたくさんの情報を得て、不安を完全に潰してからからいざ行動しようとする「完璧主義思考」。「よし、やろう!」思い立ってから行動するまでの時間が長い。
しかし、ただ学ぶだけでは価値は生まれない。得た知識や情報は実際に行動して初めて価値に成る。ビジネスはスピード勝負の世界。クヨクヨ心配してすぐに、行動しなかったら他人に機会を奪われて負ける。
やりたいことや、素晴らしいアイデアを思いついたら迷わずすぐに行動する。失うものは何もない。
6.可能思考をする
失敗者の多くは「どうせ自分には無理だ」と不可能思考で決めつけ、ビビって行動しない。
できない理由を探すのではなく、「どうすればできるか」と考える姿勢が、成功への突破口を開く。自分が前向きに考えることで、周囲の人にも安心感や信頼を与えることができる。
また、可能思考に入ることで、解決の糸口を日頃から意識するようになるので、今まで見えてこなかった景色や発想が頭に入ってくるようになる。
7.失敗をないものとしている
成功する人は「今、生じている失敗は5年後の成功した自分から見たら重要なピースだ」と考えている。「99敗1勝」という言葉があるように、何回失敗しても最後に勝てば結果的には成功になる。むしろ、数々の失敗の上にしか成功は成り立たない。たくさん失敗経験から学ぶことで、成功が近づく。
逆に、失敗を恐れて行動しないのが一番の失敗になる。行動しなかったら現状のまま何も状況は変わらない。
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