【脳をハックする】今すぐ生産性を上げる8つの習慣

実用知識

「一生懸命やっているのに結果が出ない」「今日までに終わらせておくべきタスクが終わらなかった」などの悩みを抱えている人たちが溢れかえっている。

現代社会は集中をそらすものが身の回りに溢れている。そのため、今の人達は昔と比べて集中が限りなく低下している。

成功者と一般人との間の能力の差は大きくない。ではなぜ結果が大きく異なるのか?

それは集中できているかの差タスクに没頭できているかどうかの差で成功者と平均の人たちとの間で結果や実績が大きく異なる。

今回はタスクに没頭して本来の脳をとりもどす方法を作業前・作業中・休憩時間の3フェーズに分けて紹介。全て完璧に実践すれば脳のパフォーマンスが劇的に変わることを保証する。

作業に取り掛かる前にやること

作業前にやることはとてもシンプル。脳の雑念を切って何も考えない時間を意図的に作ること。

1.深呼吸(瞑想)をする

人間の心拍数と感情・集中力は連動して動いている。

心拍数が上がれば不安や恐怖が優位に働く。逆に、リラックスしていて、深い集中状態に入っているときは心拍数が下がっている。

瞑想は心拍数を下げて、深い没頭状態に入る最強の行動。

科学的にも瞑想の効果が証明されている。実際に、アメリカ海軍も戦闘時、落ち着いて深い集中に入るために瞑想を取り入れている。

具体的な方法

鼻から大きく空気を吸って、口から吐く。空気の流れを意識して行う。

この動作を30〜40回繰り返す。この時、頭に雑念がよぎっても自分の呼吸に再び意識を向ける。

2.カフェインを接種する

カフェインは覚醒作用によって集中力や注意力を向上させる効果がある。

飲み方

・飲み始めは寝起きから90分後が最適。起きてすぐは体内が覚醒作用を持つ「コルチゾール」を分泌しているため、カフェインの作用と衝突が生じて効果が薄れる。

・日に摂取するカフェイン量は200~400mg(コーヒーカップ約2~4杯)を目安に。過剰摂取は不安感やカフェインに対する耐性が強くなって効きにくくなることがある。

寝る8時間前は控える。遅い時間に飲むと、夜の睡眠の質が下がる。

3.やるべきタスク・時間を明確化する

作業前に、どのタスクを何時までに終わらせるのかを決める。作業内容が曖昧だと、何をするべきか迷いが生じて脳のメモリが喰われて、ムダなことをやりがちになる。

作業内容を明確にして、「終わり」を設けることで効率性が上がる。

また、制限時間を設けることでタスクにゲーム性が生まれて集中力が向上する。

制限時間によって「時間が限られている」という意識が働く。この時間が迫っている緊張感が集中力を高める。さらに、制限時間内にタスクを終えることができたら「できた!」という達成感が生まれてやる気の向上にもつながる。

4.一点を見つめる

視覚と集中は瓜二つ。連動している。

例えば、没頭すると周りの景色が視界から消えて、目の前のことしか見えなくなる。という経験はあると思う。この作用を利用する。

作業前に外の風景や、机の上の観葉植物を何も考えずに見つめる。ここでも雑念がよぎっても断ち切る。

瞑想が難しい人は、一点を見つめることを試してみる。それだけでも作業効率がブチ上がる。

作業中にやること

1.姿勢を気にする

作業中に夢中になると無意識的に前のめりになってしまう人も多い。しかし、姿勢が悪いと血流が循環されにくく脳に酸素が供給されないため、集中が低下する。

椅子に浅く座り、背筋を伸ばし、頭の頂点が糸で吊るされているイメージの姿勢を意識する。こうすることで、頭に酸素が行き渡り、集中が持続しやすい。

ふと気づいた時にこの姿勢を意識するだけでも効果が大きい。

2.数秒間 思考を止める

作業中に定期的に思考を全て止めて脳を空っぽにする時間を作る。「そんなことしたら作業が中断して集中が途切れるだろ・・・」と思う人もいるだろう。

しかし、脳を空にしても脳は働き続けている。思考を止めることで、脳は無意識的に今やっていたタスクの内容を高速で振り返る。これによって効率が膨れ上がる。また、定期的に脳が休まるので集中が持続する。

脳を空にするためには、窓の外を眺めたり、2~3回程度深呼吸をするだけでOK。これを一時間の作業の中で10回程度行う。

休憩時にやること・意識すること

休憩中は脳を効率的に休めることが重要。休憩の仕方によってタスクの効率性が決まる。

1.集中が底をついたら運動をする

何時間も作業しているといくら休憩をとっても集中が底をつく。「もうこれ以上集中できない」「もう辞めたい」と思うようになってきたら体を動かして心拍数を上げる。運動は脳を活性化し、気分をリフレッシュさせる。

運動後〜3時間は脳が覚醒して、深い没頭状態(ゾーン)に入りやすい。このタイミングでタスクをこなすことで効率が何倍にも膨れ上がる。

運動は強度が低めのウォーキングなどでもOK。なるべく外に出て日光を浴びる。

会社勤務で外で運動できない人達でも「エレベーターの代わりに階段で上がる」などを意識するだけでも集中力上昇が期待できる。

2.スマホを触らない

スマホを触っている最中はリラックスできていると思う人もいるだろう。しかし、スマホは情報量が過激で、使用すると脳のメモリが喰われ続ける。そのため、スマホの使用によって集中が奪われる。

また、スマホ使用は「あと5分だけ」「タスクに戻るのめんどくさいな・・・」などの思考を引き起こす。これによってモチベーションの低下が起きて、作業に取りかかれなくなってしまう。

3.何もしない

休憩中は何もせずに思考を止めることで、脳を効率的に休ませることができる。ここでも瞑想などで脳を空にすると、次の作業に入るときもすぐに深い集中に入ることができる。

また、人間は常に何かをしていたい生き物。そのため、あえて何もしないことで早く次のタスクに取り掛かりたくなってくる。これにより、モチベーションが上昇する。

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